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エンディングノートとは
エンディングノートってご存じですか?
エンディングノートとは
自分自身にもしものことが起きたとき、家族やまわりの方へ思いを伝える
家族への「連絡帳」です。
そう言うと
死ぬ前に準備するもの
と、思われるかも知れません。
でも、決してそうではありません。
どちらかというと
生きるためのノートです。
エンディングノートを書くと、今の自分が整理されます。
自分に向き合うことで
これからどのように生きていけば良いのか
何をしたいのか
おのずと見えてくるのです。
エンディングという言葉がいけませんね。
ネガティブなイメージをまとっていますね。
何を隠そう、私はそのネガティブなイメージにより
2年前までエンディングノートを敬遠していました。
終活という言葉に嫌悪感を抱いていました。
でも、8年間介護していた母の死をきっかけに
私の考えは180度変わりました。
筆まめな母は、自分の手帳に連絡先をすべて書いていました。
私や私の兄弟の事、自分の事、友人の事、保険、かかりつけの病院、詩、etc…
それは、不安でいっぱいだった自分(母)自身のために書いていました。
でも、母が亡くなったとき、その手帳に私はとても助けられました。
自分のために書くエンディングノートは
もしものときに、あなたの大切な方を守ります。
突然の事故、災害、入院など
万が一の時は、何も「死」だけではありません。
今日、このまま家に帰ることができなかったら
あなたを待ってる人はいませんか。
待ってるペットは?
困ることは何もありませんか。
エンディングノートを書いて
「安心感」や「スッキリ感」を手に入れると
明日の景色はどのように映るのでしょうね。
テニス肘
遺品整理のお仕事をしていると重い物を持つ機会が多くなります。
お家の片付けをするので、どうしてもそれは必要不可欠なことなのです。
右腕の痛みが気になったある日、意を決して整形外科へ。
病院嫌いな私。
待合室で緊張マックスのためお腹がゴロゴロする中、いよいよ診察室。
「テニス肘ですね。」
え…? テニス…?? なんかカッコいい(*'ω'*)!!
運動音痴な私は、まさか自分にそんなカッコいい病名がつくなんて夢にも思わなかったのです。
湿布を片手に、誇らしげに病院を後にする私。
でも、仕事に影響が出ないようにストレッチしなきゃな。
遺品整理のお仕事をしていると、考えさせられることが多いです。
例えば
生前整理(片付け)の大切さ。遺されたご家族は亡くなった方の思い出を一つひとつ片付けます。
その行為は、とても時間を要します。なぜなら、思い出はなかなか処分できないからです。
それから、息子さん娘さんご依頼の親御さんの生前整理。
親御さんの気持ちが追い付いていないこともあります。
ただ、ご依頼される息子さん娘さんは、親御さんのことをとても心配されて大切に想っていらっしゃいます。
人にはそれぞれ大切なものがあります。他人から見るとただのゴミみたいなものでも、当人にとっては宝物だということも。
私共は、その思いを忘れてはいけないし、その方のお気持ちに常に寄り添いたいと考えています。
そうして、仕事を通して思うのは
自分のことは自分でしないといけない!
と、いうことです。
私に何かあったら全部捨てていいのでよろしくね
なんて言ってる場合ではありません。
自分のまわりの大切な人に迷惑をかけないために、自分のことは自分でやりましょう。
見られたくないもの(2)
前回、これだけは人に見られたくないものとして
男性に多いのが、パソコンやスマートフォンだと申しました。
では、男性のみなさん
明日自分の身に何かあったら・・・!!
大変大変!!
さあ、今すぐ「見られたくないもの」を整理しておきましょう。
「見られたくないもの」を抜きにしても
パソコンやスマートフォンの整理は大切です。
FXや株、カードなどの資産や有料サービスなど全て把握していますか。
IDやパスワード、全部わかりますか。
ご家族など信頼できる方にわかるようにしておかないと
あなたの身に何かあったとき、大変な事態になってしまいます。
明日のこと、未来のことは誰にもわかりません。
手遅れになる前にパソコン、スマートフォンの整理をしちゃいましょう!
でも、男性の方は何をそんなに見られたくないのでしょうね。
見たくは・・・ないですね( ´∀` )
見ちゃダメですよ。そっとしておきましょう。
気になる?
大丈夫です。悪い子には天罰が下ります( ̄▽ ̄)
あ、黒い部分が出てしまいました(笑)
まぁ、そもそも、そんなに大したことではないのでしょうね。
でも、本人にとっては絶対見られたくないんです。男性も女性も。
見られたくないもの
これだけは人に見られたくないものって、ありますか?
そういう秘密めいたことって、誰にでも一つや二つありますよね。
もしも、急に命を落とすことになってしまったら
それが誰かに見られてしまうかも知れません。
絶対、嫌ですよね~!!
見られたくないものとして
男性はパソコン、スマートフォン
女性は下着が多く挙げられるそうです。
もちろん、他にもいろいろあると思います。
そもそも、女性の下着というのは、タンスの中の下着なのか
それとも、身に着けている下着なのかと考えてしまいました。
自分の身に置き換えたところ
身に着けている方ではないのかと思いました。
なぜなら
私自身、たまに考えるんです。
急に倒れて救急車で運ばれるとき、ヨレヨレの下着のときじゃないといいなぁって( ´∀` )
いつ、なんどき、何が起こるかわかりません。
何があっても大丈夫なように、終活やっておいた方が良いですね。
あらためて、きれいな下着を身に着けようと思いました。
でも、ヨレヨレの方が楽なんですよね~
ついつい着ちゃうからヨレヨレになる…まさに悪循環です(汗)
縁の下の力持ち
最近、包括支援センターの方とお話をする機会がありました。
介護職のプロである方のお言葉一つひとつが胸に沁みました。そして、とても勉強になりました。
私自身、亡くなった母が認知症だったため、介護の経験があります。
その時に、最初から最後までお世話になったのは介護職、福祉関係の方でした。
介護職の方が助けてくださるのは、介護を受ける方だけではありません。
介護をする人にも手を差し伸べてくれます。
私は、介護関係の方にどれほど救われてきたか。彼等がいなかったら私は介護を続けられたでしょうか。
答えは「否」です。感謝してもしきれません。
まさに「縁の下の力持ち」
介護職の方がいないと成り立ちません。
あらためて、感謝いたします。
そして、今後のご活躍を心からお祈り申し上げます。