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2021 / 04 / 14 00:45
終末期医療について
治療をしても回復の見込みがなく死期の迫った状態が「終末期」です。
自分が終末期の状態になったとき、医師から家族の方へ
「治療行為に関する希望・意思確認書(説明と同意書)」の用紙を渡されます。
それは、いつどうなるかわからないので、なるべく早く提出しなければなりません。
自分にとって望まない最期を迎えないように
家族の精神的負担を減らすように
自分の意思をまわりの人に示すことが大切です。
①病名と余命の告知について
②延命治療について
あらかじめ伝えておくと良いですね。
「尊厳死」というものがあります。
過剰な延命治療を拒否して死期を延ばすのをやめる事です。
尊厳死を希望する場合、「尊厳死宣言書」を作成することができます。
自分で書くこともできますが、公正証書でも作れます。
ただ、法的拘束力はないのでその内容が実現するとは限りませんが家族を精神的に助けるものになると思います。
いずれにしても、尊厳死宣言書を作成するときは事前に家族の同意を得るようにされると良いでしょう。
「考えてもわからない」という方は、無理に答えを出す必要はありません。
エンディングノートには、ありのまま
「考えがまとまらない」
と、記入しておいてくださいね。