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成年後見人・市民後見人
「成年後見人」とは、
認知症や障がいなどにより判断能力が衰え
財産管理や日常生活を送ることが難しくなった方を援助する人の事です。
成年後見制度とは
成年後見人等〔後見人・保佐人・補助人〕を家庭裁判所が選び
判断能力が衰えた方(成年被後見人等)に不利益が生じないよう
法律的なことや生活面に配慮しながら支援する制度です。
法人後見支援員(市民後見人)とは
市町村社会福祉協議会等に非常勤で雇用される職員として
成年被後見人等の見守りや日常生活の援助などを行う人の事です。
※(宮崎県においては)
超高齢化社会となった今、成年後見人等の需要は増してきています。
核家族化、生涯未婚率の増加、単身世帯の増加、高齢者単身世帯の増加
今後、右肩上がりになるのは目に見えています。
このままの状況では
「誰かに頼らなくては」と、家族以外の誰かの手を借りなければならない
高齢者の暮らしをサポートする存在が必要になるのではないでしょうか。
そう、私自身も年を追う毎に体の変化を感じております…(;・∀・)
何もない所でつまづいた
季節の変わり目に体がついてゆかない
明らかに判断スピードが落ちている
50肩、神経痛…
挙げればキリがないのですが、だからこそ必要性をひしひしと感じます。
なので、「市民後見人」を受講しました!
そして、先日「修了証書」が届きましたーーーーー!!!
これで、一人でも喜んでくれる方がいらっしゃれば
これほど嬉しいことはありません。
その日のために、これから頑張ります!
https://nobeoka.mypl.net/shop/00000369205/
ペットの事
みなさんは、ペットを飼っていらっしゃいますか。
私はウサギを飼っています。
可愛くて可愛くてたまりません。
でも、もし自分の身に何かあった時にそのペットはどうなってしまうのでしょうか。
誰にペットを託すのか
エサは何をどれくらい食べるのか
持病や薬、かかりつけの病院は?
散歩や好きな遊びは?
何歳?保険加入の有無は?
エンディングノートにはペットの事を記入する欄もありますので
そういうものを利用して書いておくと安心です。
ペットを託す方へその分の費用を準備しておく方もいらっしゃいます。
また、考えたくはありませんが
ペットはいつか空へ旅立ってしまいます。
埋葬方法として
行政や民間での火葬等があり、民間の方がコストはかかりますが
収骨や納骨まで行う所もあります。
民間の料金は、ペットの体重で決められる様です。
行政は安価ですが、場所により一般廃棄物として取り扱われる場合もあります。
ただ、その日が来るまでは、精一杯愛情持って可愛がってあげたい
そう考えるこの頃です。
お墓のこと
最近は、いろんな事が自由に選べる時代。
お墓もその一つです。
長男が家督を継ぎ、先祖代々のお墓を守っていく
一昔前は、それが普通でした。
もちろん、今もそのような風習を粛々と受け継がれている方はいらっしゃいます。
一方で、新しい形のお墓を求める方も増えてきています。
その理由としては、少子化や生涯未婚率の上昇などの時代背景もうかがえます。
自然葬
海に散骨する海洋葬や樹木葬などが注目を集めています。
お墓が無いので管理の心配をしなくて良いこと。
樹木葬については、絶えず誰かがお参りに来るので寂しい思いをしなくて(させなくて)良いこと。
永代供養
霊園や寺院などが管理・供養すること。
宇宙葬
ご遺骨をロケットや人工衛星に乗せて打ち上げます。
種類は「月面供養」「流れ星供養」等。
バルーンに入れて飛ばす「バルーン葬」というのもあるらしいです。
手元葬
ご遺骨の一部を手元に残すこと。
コンパクトなので場所も取らず、お仏壇を置く場所が無いご家庭にも喜ばれます。
今は、便利で合理的な世の中になりました。
子どもたちにも迷惑をかけたくない、手をわずらわせたくないという方も増えてきています。
時代とともに人の考えや価値観は変化して行きます。
ただ、いつの時代も変わらないのは
ご先祖様のおかげで今の自分が存在する事です。
そのご先祖様に手を合わせ感謝をすること
その教えを親から教わったように、後世に伝えていくのは自分です。
この事を、私は和尚様からききました。
無駄な事なのか、わずらわしい事なのか、必要なことなのか、望むことなのか
ご先祖様に感謝をすることを教えてくれた、親や和尚様に感謝しています。
墓石屋さんが、「最近は墓じまいばかりだ」とおっしゃっていました。
どんな形のお墓にしても、供養にしても、大切なのは心の在り方。
長男が当たり前に家督を継いでいた時代には
ご先祖さまや家族への深い想いがそこにあったのだと思います。
生前整理のやり方
生前整理とは、元々財産の整理という意味合いで使われていたそうですが
最近は身の回りの整理、つまり、片付けをするという事で使われています。
片付け・・・やろうと思ってもなかなかできないものです。
意外とエネルギー使いますよね。
いろいろ自分に言い訳していろんな理由をこじつけて先延ばしにしてしまいがちになります。
遺品整理の作業でご依頼者様宅に伺うと、結構な物の量があります。
息子さん、娘さんから親御さんの家を片付けて下さいとのご依頼が多いのですが
みなさん物の多さに本当に困っていらっしゃいます。
「もったいない」と使わない物を残しておくと、片付ける方に相当な負担をかけることになります。
というわけで、生前整理はがんばって少しずつやってしまいましょう!
片付けのコツは、片付けようと思わないことです(^^)/
んんん???矛盾してますね…?
言い方が違うかも知れませんが、片付けるのではなく「捨てる」のです!
片付けるという事に専念してしまうと「右の物を左に置く」「上の物を下に置く」
といった具合に物は減りません。
服を処分しようとしたけど「高かったから」「痩せたら着れるから」と、
結局洗濯してタンスにしまい直した方。
その服を着る時は来るのでしょうか?
使わないけどいつか使うかも知れないからと、倉庫を借りてまで物を取っておく方。
借り賃が月3万だとしても、1年で36万円。
その倉庫の物を使う場面はあるのでしょうか?
『捨てる』方向にシフトすると、物が減るので勝手に片付きます。
使わないものは捨てる。物を使っていた時の感謝の気持ちを込めて捨てるのです。
フリーマーケットやネット販売を利用するのも良いですね。
そして、もう一つのコツは狭い所から片付ける事です。
例えば、トイレ。トイレは家の中でも比較的狭い所なので、あまり気負わずに取り掛かることができます。
トイレの中のいらない物を捨てるだけでもスッキリします。
トイレットペーパーのストックもトイレの中に置ける分だけにしましょう。
物が減り、家の中が片付くと新しい風が流れます。部屋も気分もスッキリして気持ちが前向きになります。
少しずつ、引き出しを一つずつでも良いので無理のない範囲で生前整理を始めてみませんか?
終活は必要なのか
終活は必要かときかれたら、「必要」だと答えます。
でも、必ずしもやらなければならないというものではありません。
人それぞれ考え方は違って当然です。
生きている間に、なぜ死ぬことばかり考えないといけないのかと、
もっと楽しいことを考えて生きていたいと思う気持ちもよくわかります。
終活は、主に身の回りの整理を行うことがメイン作業になります。
それを、「死に支度」と捉えるか「生きる目的」と捉えるかでも違ってきます。
死に支度を普段の生活でやりたい人はおそらく少ないでしょう。
「断捨離」にしても、無駄だと思える物全てを捨てなさいと言われると到底出来ません。
他人には無駄に見えるものでも、自分には癒しになるものが存在します。
「遺言書」は、相続を簡単にするご家族への思いやりです。
自分が亡きあとは好きなようにしてね
と、いうのが果たして良いことなのか疑問も残ります。時と場合にもよります。
自分にとって、居心地の良い暮らしをする。
家族やまわりの大切な人への配慮をする。
後悔や心残りを少しでも減らす。
それが「終活」で、人生を豊かにするものだと思っています。
終活は、強要されるものではありません。
自らの意思でするものです。